ソフトバンクグループのMICEプラットフォーム株式会社(東京都港区)は2025年12月5日、イベント運営に特化したSaaS型プロジェクト管理ツール「MICE Joy(マイス・ジョイ)」の提供を開始しました。想定利用は入社式や株主総会、学会などで、イベントの種類と開催日を入力すると、生成AIがWBS(作業分解構成)にもとづくタスク一覧とスケジュールを自動生成します。料金は特権管理者機能とPMO機能が各月額6,000円、スタッフ機能と外部担当者招待は無料で、1カ月の無料トライアルが用意されています。
MICE Joyは、遅延検知・アラート機能によりタスクの進捗を自動監視し、遅れが出た担当者には個別通知を送る仕組みです。プロジェクト管理の中心となるPMOや運営スタッフごとに権限を細かく設定でき、チャット機能やファイルのバージョン一元管理も備えます。イベント会社の実務プロセスを再現した画面設計とし、初めての担当者でも迷わず使えるUI/UXをうたっています。
生成AIは利用履歴を学習し、タスクやスケジュール提案の精度を向上させるとしています。同社は今後、進行台本やマニュアル、会場別の搬入出計画などへの機能拡張を予定しており、「誰もが簡単にイベントを開催できる環境」の実現に向けて、MICE業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を一段と進める構えです。
【サービス情報】
MICE Joy公式ページ https://www.mice-platform.com/corporate/mice_joy/
source: PR TIMES
